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ハイパーインフレに対応するためにクレジットカードを持つ

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『ハイパーインフレに対応するためにクレジットカードを持つ』なんて大層なタイトルをつけて見ましたが、最近、クレジットカードって使い方によってはインフレにもデフレにも対応できる素晴らしい金融ツールなんじゃないかな?って思うようになりました。もちろんこれって現金払いにはない利点です。

半分雑談に近い形となりますが、書いてみたいと思います。

デフレと住宅ローン、インフレと住宅ローン:

住宅ローンを組んだことがある方であれば勉強したことがあるかもしれませんが、長期にわたって支払いを続ける住宅ローンは一般的に、

デフレ→組まない方が良い
インフレ→組んだほうが良い

と言われています。

その理由は簡単。デフレの時は35年も住宅ローンを支払い続けていると年々、紙幣の価値があがっていってしまうため、2011年現在の1万円の価値と2046年の1万円の価値では、2046年の1万円の価値のほうが圧倒的に上になってしまうためです(35年後に1万円で買えるものが増える)。

インフレの時は反対ですね。35年後の1万円の価値が低くなるため、1万円を持っていても買えるものが少なくなります。

わかりやすく卵で説明します。

2011年現在、1万円で卵は500個購入できるとします。これが

デフレ35年後:1万円で卵が1000個買える
インフレ35年後:1万円で卵が250個しか買えない

となります。

つまり毎月毎月支払いを続けないといけない住宅ローンの場合、同じ金額を35年間、払い続けるにしてもデフレの場合には負担増に、インフレの場合には負担減になるということ。インフレになれば自ずと毎月の給与も増えますから、結果として住宅ローンを支払う負荷が減るのですね。

ハイパーインフレが日本で発生した場合:

お医者さんになった暮角べんり君クレジットカードの話題に戻します。

ハイパーインフレ、つまり急激なインフレが日本国内で発生した場合、クレジットカードを使っている方は全てリボ払いや分割払いで買い物をすると、支払いの負担減につなげることが出来ます。なにせハイパーインフレ時にはもしかすると普段200円で購入できていた卵が半年後には2000円になってしまうケースもあるのですから、分割払いなりリボ払いなどで支払いを先延ばしにすればするほど、支払いが楽になります。

日本国内でハイパーインフレが発生する可能性は限りなく低いといわれていますが、昨今の国債残高の急増を考えると0%ではないのも事実。ハイパーインフレが仮に発生してしまった際にはもしかすると新規クレジットカード申込受付停止なんてことなる可能性もあるので、『国債がヤバイ!』という流れになってきたら、早めにクレジットカードを作っておくと良いでしょう。

デフレの時には一括払い!

ではデフレの時のクレジットカードの使い方はどうするのか?これはシンプルですね。一括払いのみで購入すればOKです。

ボーナス払いなどの支払いを先延ばしにできる手段は、一見、お得に思えるかもしれませんが、支払いの先延ばしをしたことでデフレや円高が進行し、同じものをもっと安く買えるようになっていたら損をしてしまいます。とにかく早く支払いをしておくことが、負担減に繋がることになりますので、デフレ環境下の今は積極的に一括払いを使ってみてくださいね。

クレジットカードはインフレにもデフレにも対応:

以上、いかがでしたでしょうか?

現金払いではこうはいきません。買い物をするたびに支払い方法を選択できるというクレジットカードの利点を、もっともっと有効活用してみてくださいね。金利だけを注目していたのでは、見えないものもありますよ。

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